施工管理

【知らなきゃヤバイ】施工管理でいわれる工程管理とは?工程管理が必要な理由も6つ解説

出合美羽

出合 美羽(であい みはね)

会社員を15年経験│大手企業へ入社、土木や森林関係の仕事を経験(部署異動2回)→林業会社へ転職→Webライター丨1級土木施工管理技士│2級造園施工管理技士|SEO検定4級│個人ブログにて検索上位1位を達成|経験者による林業相談窓口も運営|監修可能│スノボと旅行が趣味|無料で執筆のご相談もお受けします

施工管理でよく聞く工程管理ってあるけど実はよく知らないんだよな…

なぜ工程を管理する必要があるんだろう…

そもそもどうやって工程を管理すればいいのかわからない…

こういった疑問やお悩みに応える記事です。

この記事でわかること

  • 施工管理でいわれる工程管理とは
  • 施工管理において工程管理が必要な6つの理由
  • 工程管理の基本的な手順
  • 工程表の作成例
出合美羽
出合美羽

はじめまして!出合美羽(であいみはね)と申します。私は15年間建設業の仕事に従事していました。

私もはじめて仕事をする際に、工程管理の重要性や意味がわからず職場で恥をかいたことがあります…

施工管理でいわれる工程管理とは、定められた期間内に工事を完了させるためにあらかじめ計画を立て実行する業務のことをいいます。

工程管理を知らずに仕事に携わると、工事が思うように進まず深刻な事態を招く恐れがあります。

工程管理は、それだけ重要な業務の1つです。

本記事では、施工管理における工程管理について基礎から実践まで網羅的に解説します。

工程管理をマスターして、実務に活かしたい方は最後まで読んでみてください。

施工管理でいわれる工程管理とは|期間内に工事を完了させること

施工管理でいわれる工程管理とは|期間内に工事を完了させること

施工管理における工程管理とは、定められた期間内に工事を完了させるため作業順序や日数などの計画を立てて実行する業務のことです。

作業に変更が生じた場合は、再度調整することもあります。

工事を進めるうえで各作業に必要な所要日数を見込み、全体の工期を算出します。

作業内容作業日数
土砂の掘削作業3日
コンクリートの打設作業2日
土砂を埋め戻す作業1日
6日
作業日数の例

このように、日数を算出し定められた期間内に間に合うように計画と調整を行います。

なんだ、慣れれば簡単そうじゃん!

と思った方もいるかもしれません。

しかし、実際には予期せぬトラブルなどで計画どおりに進まないケースが多いです。

そのため、状況に応じて工程を変更し工期内に工事を完成させるためにも「工程管理」が必要であるといえます。

施工管理と工程管理の違い

施工管理と工程管理の違い

そもそも施工管理と工程管理の違いって何?

施工管理と工程管理は、どちらも建設現場で使われる用語ですが明確に違います。

施工管理と工程管理の違い
施工管理と工程管理の違い
  • 施工管理:工事現場全体を管理する業務
  • 工程管理:施工管理の中の1つ

このように、施工管理の1つが工程管理といえます。

品質管理と安全管理とあわせて「3大管理」と呼ばれ、この3つはとくに重要な役割として位置づけられています。

施工管理において工程管理が必要な6つの理由

施工管理において工程管理が必要な6つの理由

施工管理において工程管理が必要な理由には、以下の6つが考えられます。

ひとつずつ詳しく解説しますね。

1.工期内に工事を完了させるため

工事にはあらかじめ期間が設けられており、その期間内に完了させなければいけません。

工期が守られないと、発注会社からの信頼を損ねる可能性があるからです。

とくに、大規模な工事では工期の遅れが工事全体に影響を及ぼす可能性があります。

その際は、作業順序の変更や追加人員の配置など早急な対策が必要です。

日々の工程管理を通じて、工期内の完了を目指す必要があります。

2.関係者と情報を共有するため

工程管理は、工事の関係者と情報を共有するためにも必要です。

施工管理は、以下の関係者と関わります。

  • 設計者
  • 発注者
  • 現場作業員
  • 役場や役所の担当者

情報が正確に共有されないと連携がうまく取れず、作業が重複したり進行が遅れたりする恐れがあります。

そのため、誰がどの時点で何をすべきかを明確にし、関係者全体の認識をそろえる必要があるでしょう。

作業を把握するためにも、関係者との共有は必要です。

3.効率よく作業するため

工程管理を徹底すると、現場作業の効率化が可能です。

工事現場では多くの作業が同時に進むため、無計画な作業では時間や労力を無駄に消費しやすいです。

たとえば、異なる作業でも同じ重機を使用してまとめて作業することで、不要な待機時間を減らせるでしょう。

また、資材の運搬についても一度に搬入する工程で組むと、移動や作業時間の短縮が期待できます。

こうした効率化は、工程を立てて管理することで初めて見えてきます。

効率的な作業を実現するためにも、工程管理は必要な業務といえるでしょう。

4.労働災害を防止するため

工事現場では複数の作業が同時に行われるため、労働災害を防止するためにも工程管理は必要です。

たとえば、本来であれば7日かかる作業を4日に詰め込むと事故が起きるリスクを高めてしまうため、このような組み立ては避けなくてはいけません。

現場作業員が焦って作業してしまう原因になりかねないため、余裕を持った工程を組み立てる必要があります。

5.コストを削減するため

工程管理を適切に実施すると、工事にかかるコスト削減が期待できます。

コスト削減が期待できるポイント

  • 適切な人員の配置
  • 重複した作業をまとめて行う
  • 相見積もりによるリースの建設機械

このように、適切に工程を管理するとコスト削減につなげられます。

6.予期せぬトラブルに対応するため

工事現場の予期せぬトラブルに迅速に対応するために、工程管理は必要です。

たとえば、以下のようなトラブルです。

  • 資材の納品遅延
  • 現場作業員の突発的な欠勤
  • 天候不良による作業の中断

現場作業員が急な体調不良で休んだ場合でも、適切に工程を管理していると他の作業員に担当を割り振れます。

作業の遅れを最小限に抑えられるでしょう。

あらかじめトラブルを予測しておくことで現場の混乱を防ぎ、他の方法で素早く対処できます。

工程管理の基本的な手順|PDCAサイクルで進めよう

工程管理の基本的な手順|PDCAサイクルで進めよう

工程管理の必要性を理解いただけたところで、実際の進め方について解説します。

工程管理の基本は、PDCAサイクルの要領で進めます。

工程を立てるうえでどれも必要な要素のため、しっかりと覚えていきましょう。

Plan:計画を立案し工程表を作成する

まずは、工程表を作成するために各作業の所要日数を算出しましょう。

作業日数の算出方法

  • 土木工事標準積算基準書などの書物を用いる
  • 当該工事を経験した先輩や上司に聞く
  • 過去の類似した工事を参考にする
  • 土木業者から相見積もりをとって作業日数の平均値をとる

これらの方法を組み合わせると、より精度が高い計画日数を算出できます。

たとえば、土木工事標準積算基準書を用いれば各作業の1日(もしくは1時間)あたりにかかる人工の計算方法が掲載されています。

※人工:1人の作業員が1日(通常8時間)で実施できる作業量を表す単位のこと。

土木工事積算基準書に載っていない作業の場合はどうしたらいい?

最新の技術を用いる場合や希少な作業の場合は、土木工事標準積算基準書に掲載されていないこともあります。

その場合は、先輩や上司に聞いたり他の業者から相見積もりをとったりして作業日数を参照しましょう。

ただし、工事規模にもよりますが、初期の段階では計画日数と実際にかかった日数にズレが発生してきます。

あまり、熟考せずに日数の計算が終わったら次の段階に進みましょう。

出合美羽
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悩みすぎて、計画の段階で時間をかけ過ぎないように注意しましょうね!

Do:工程表どおりに作業を進める

作成した工程表に従って作業を進めましょう。

朝礼では、作業員全員に当日の作業内容や注意点を説明し、作業の優先順位を明確に伝えます。

各作業の担当者とは個別にミーティングを実施し、具体的な手順や作業時間について確認します。

Check:作業工程に改善点などがないか確認する

工程どおりに作業が進まない場合は、改善点がないか確認します。

どの作業に問題があるのか原因を探りましょう。

当たり前ですが、工程表どおりに作業が進んでいる場合は改善点を探す必要はありません。

「原因がわからない」という場合は、現場作業員や上司なども交えて考えてみましょう。

出合美羽
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ただし、1日や2日など大きな差がなければ気にする必要はないかと思います。

計画日数から大きくずれがある場合は、しっかりCheckしましょうね…!

Action:工程表を見直し再度作業を進める

工程表を見直しましょう。

ただし、日数を多く設定しすぎると後半にしわ寄せが生じ、工期に間に合わなくなる恐れもあります。

そのため、施工管理は適切な日数設定が求められます。

また、雨天で作業が中断し工期が大幅に遅れる場合は、早めに発注者に連絡して工期延伸の相談をしましょう。

このように、PDCAサイクルを回し続け、より正確で効率的な工程管理を実現します。

出合美羽
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工程がうまく見直せたときには、パズルのピースがハマったかのような快感があります…!

工程の変更や調整が必要になる5つの要因

工程の変更や調整が必要になる5つの要因

くりかえしですが、当初計画していた工程どおりに進まない場合があります。

たとえば、以下のような要因が考えられます。

これらについて、詳しく解説します。

1.天候の影響で現場が一時中断したとき

工事の現場では、天候の影響により作業を一時中断し、工程の変更や調整が必要になる場合があります。

具体的には、以下の要因が挙げられます。

工程変更が必要な自然現象

  • 雨:土砂崩壊の危険性
  • 風:建設物や重機の倒壊の恐れ
  • 雪:除雪作業の発生

また、災害レベルの大雨や大雪では、数日間にわたって現場が中止する場合もあります。

その際は、発注者に工期延伸をお願いすることがあります。

出合美羽
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こういった自然現象は、我々人間にはどうしようもないことですからね…

発注者も仕方ないとわかって工期延伸してくれるでしょう。

とはいえ、十分に考慮しながら柔軟な工程を管理する必要があります。

2.人員や建設機械が確保できなくなったとき

人員や建設機械の不足が、作業の進ちょくに影響を与える要因の1つです。

現場作業員が不足していると、必要な作業要員を確保できない場合があります。

また、リースで建設機械を借りる場合でも、先約が埋まっていると数日間待たなければならないケースもあります。

このような事態が、工程の変更や調整を迫られる要因といえるでしょう。

出合美羽
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私の場合は「このままだと工期に間に合わない!」というときは、別工事の作業員を集約して今の工事に一斉に入ってもらったことがありましたね。

3.発注者から作業変更などの要望があったとき

発注者から作業変更や追加の要望があった際は、工程の見直しが必要な場合があります。

とくに、大規模な作業の追加がある場合は工期の見直しも含めた再調整が必要です。

工期に影響が出ない軽微な作業の追加の場合は、無理に変更しなくてOKです。

発注者から作業変更があった場合は、工事の進ちょく状況を踏まえて工程を調整しなければいけません。

出合美羽
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発注者自らの要望なので、工期延伸のお願いはしやすいです!

4.資材の到着が遅れたとき

発注していた資材の納入が遅れると、予定していた作業を進められなくなります。

その際は、別の作業に切り替えられる部分がないか検討し、施工手順を組み替えます。

資材の納入が長期にわたって遅れる場合は、工期の延伸を発注者と相談することになるでしょう。

ただし、発注を忘れていたなど人的ミスが原因での納期遅延は、工期延伸が難しい場合もあります。

出合美羽
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「うっかり忘れてた」なんてことがあれば、発注者から厳重注意を受けることも…

このような事態が発生しないためにも、資材を発注してからどれくらいの日数がかかるのか業者に問い合わせておきましょう。

5.予期せぬ埋設物を発見したとき

掘削作業中に計画段階では把握できなかった埋設物が発見されると、作業を一時中断しなければなりません。

埋設物への衝撃は、周辺地域に影響を及ぼす恐れがあるからです。

たとえば、埋設物がインターネットのケーブルであれば、損傷させると周囲の住宅のインターネット回線が使用できなくなります。

そのため、埋設物の種類や所有者が特定されるまでは安全を考慮して作業を中止しなければいけません。

作業の再開には数日かかることもあります。

予期せぬ埋設物の発見に備えて、事前に関係機関との連絡体制を整備し迅速に対応できる準備を整えておきましょう。

出合美羽
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掘ってみたら思った以上に地下水があふれ出してきて、排水作業から始まった工事もあったなぁ…

主な工程表の種類

主な工程表の種類

施工管理で用いる工程表にはいくつか種類があり、工事の難易度や使用状況によって使い分ける必要があります。

主な工程表の種類については以下のとおり。

まずは、どういった種類の工程表があるのか特徴を知っておきましょう。

バーチャート工程表|代表的な工程表で作成しやすい

バーチャート工程表は、どの工事においても汎用性が高く、最も広く使用されている工程表です。

バーチャート工程表の特徴

  • 各作業を棒グラフで表現
  • 縦軸が作業内容、横軸は時間(日付)
  • 作成しやすく誰が見てもわかりやすい
  • 複雑な作業や同時進行の作業には不向き

バーチャートは作成が簡単なため、緊急対応時の叩き台としても向いています。

手書きでもサッと作りやすいです。

一方で、個々の作業間の関わりが不明瞭なため、他の工程表と組み合わせて作成する場合が多いです。

出合美羽
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まずは、基本にあたるバーチャート工程表の特徴を覚えておきましょう!

ガントチャート工程表|バーチャートの進化版

ガントチャート工程表

ガントチャート工程表は、横軸に進ちょく率を記載するため、作業の進行状況がより直観的に把握できます。

そのため、日数で記載するバーチャート工程表から改良を重ねた手法として広く活用されています。

ガントチャート工程表の特徴

  • 各作業を棒グラフで表現
  • 縦軸が作業内容、横軸は進ちょく率
  • 各作業の開始や終了日がわかりやすい
  • 実際にかかる日数がわかりにくい

ガントチャート工程表は、バーチャート工程表と同様に作成しやすく、あらゆる工事において用いられています。

一方で、大規模な工事や変更の多い作業では不向きといえます。

出合美羽
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各作業の進ちょくを細かく管理したいときは、ガントチャートを用いると良いでしょう。

グラフ式工程表|複数の作業の進み具合を同時に確認できる

グラフ式工程表

グラフ式工程表は、さまざまな作業の進ちょく率を示すために用いられる工程表です。

グラフ式工程表の特徴

  • 線グラフや棒グラフで表現
  • 縦軸が進ちょく率、横軸は日数
  • 各作業の進み具合が把握しやすい
  • 工事変更への対応が難しい

各作業の進み具合をグラフで示すため、バーチャート工程表とガントチャート工程表の性質をあわせ持っています。

どの作業が遅れていてどの作業が他の作業に影響するのか、といった点がわかりやすいといえます。

出合美羽
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区間分けされてトンネルを掘削している場合など、それぞれの進ちょくを知りたいときによく用いられます!

ネットワーク式工程表|複雑な作業の場合に用いる

ネットワーク式工程表は、作業の順序や他作業との依存関係を明確に示す際に用いられます。

ネットワーク式工程表の特徴

  • 矢印とノード(点)を用いて表現
  • 各作業の関係性を線でつなぎ、矢印上に日数を記載
  • 大規模な工事でも全体を把握しやすい
  • ルールが複雑で作成難易度が高い

このように「この作業が終わらないと次に進めない」といった作業同士の関係性がわかりやすいです。

一方で、作成には専門知識が必要で初心者には難しいといえます。

出合美羽
出合美羽

ネットワーク式工程表はとにかく作成が難しいです…!そんな私も実は苦手です(笑)

そのため、まずはバーチャート工程表など基本の工程表を作成できるようになりましょう。

曲線式工程表|計画に対する実績の比較が可能

曲線式工程表は、時間の経過とともにどれだけの作業が進んでいるかを示す工程表です。

S字を描くため、その形状から「バナナ曲線」や「Sカーブ」とも呼ばれます。

曲線式工程表の特徴

  • 曲線や折れ線グラフで表現
  • 縦軸が出来高率、横軸は日数
  • 進ちょく状況が一目でわかりやすい
  • 個々の作業の関連性が見えにくい

進ちょく率が細かく表現できるため、計画していた作業に対して実際の進み具合はどうなのか比較するために用いることが多いです。

たとえば、今の作業の進み具合が他の作業に影響が出る場合は、進ちょくが細かくわかる曲線式工程表が向いているでしょう。

1個の作業に対して用いられるため、工事全体の把握や他作業との関連性が見えにくいといったデメリットもあります。

出合美羽
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曲線式工程表は作業の経過を細かく管理できるため、早期にトラブルを発見しやすい点があります。

工程表の作成例

工程表の作成例

ここからは、工程表の作成もしくは作成後の変更についてバーチャートを例に用いて解説します。

なお、詳しい作業工程まで覚える必要はありません。

あくまでも工程表を作成するイメージとして参考にしてみてください。

基礎工事の場合

基礎工事の場合の工程表の例
基礎工事の場合の工程表の例

上図の工程だと、15日に工事が終了する予定です。

土日祝などの休工日は、作業日数に加えないように注意しましょう。

コンクリート打設工では、ミキサー車の手配や打設する時間帯などを協力会社と調整する必要があります。

また、雨天時には作業ができないため、代替する日程や別作業を組むことも想定しておきましょう。

道路の新設工事の場合

道路新設工事の場合の工程表の例
道路新設工事の場合の工程表の例

新しく設置する工事は、完成するまで数年にわたるケースが多いです。

しかし、1人の担当者が最初から最後まで工事を担当することはあまりありません。

工事区間が分かれていたり、担当する施工管理者が変わったりするためです。

そのため、前任者の引き継ぎを受けつつ工事に携わることが多いです。

予期せぬ事態が発生した場合

予期せぬ事態が発生した場合の工程表の例
予期せぬ事態が発生した場合の工程表の例

上図の場合だと、基礎工事の掘削作業中に地下水があふれ出してきたため、排水作業(水替え工)が必要になったパターンです。

このように、予期せぬ事態が発生した際は工程の見直しが必要になる場合があります。

ほかにも、自然災害が別の場所で発生した場合は、現在の工事を一時中断して作業要員を災害現場へ派遣するといった対応が求められます。

災害の規模や対応範囲によって工事期間は異なりますが、工程の再調整が必要になるでしょう。

まとめ|工程管理は施工管理において重要な業務の1つ

まとめ|工程管理は施工管理において重要な業務の1つ

施工管理における工程管理とは、期限内に工事を完了させるために計画を立てて実行する業務のことを指します。

各作業の日数を算出し合算して、この工事では何日かかるかを計画しましょう。

また、工程管理が必要な理由は以下の6つが考えられます。

  1. 工期内に工事を完了させるため
  2. 関係者と情報を共有するため
  3. 効率よく作業するため
  4. 労働災害を防止するため
  5. コストを削減するため
  6. 予期せぬ事態に対応するため

PDCAサイクルに沿って、まずはバーチャート工程表を作成できるようになりましょう。

出合美羽
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この記事を参考に、あなたが1人前の施工管理者になるお手伝いができたら嬉しいです!

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